訓読吾妻鏡



凡例

 1.ここに掲載するのは鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』(原漢文)を漢字仮名交じり文に読み下したもので、三浦一族研究会主催「吾妻鏡を読む会」での講義に際して作成・配布したプリントに修訂を加えたものである。
 2.本文作成にあたっては、吉川史料館蔵の吉川本、内閣文庫所蔵の北条本のほか、吉川弘文館の新訂増補国史大系本なども適宜参照した。ただし、袖書等は省略した。
 3.巻数は新訂増補国史大系本に拠った。
 4.文字は原則として常用漢字を用いた。JIS第二水準外の文字については〓で表記し、その文字を含む熟語の読みを【 】に入れた。 例: 〓飯【おうばん】
 5.仮名遣いは現代仮名遣いを用いた。
 6.本文中の割注は( )に入れた。
 7.読み下しに際しては、龍粛訳注『吾妻鏡』(岩波文庫)、貴志正造訳注『全訳吾妻鏡』(新人物往来社)を参考とした部分も少なくない。
 8.先達の学恩や受講生のご教示に感謝したい。

 補.PDF版には適宜読み仮名を付し、JIS第二水準外の文字についてはJIS補助漢字および今昔文字鏡(文字鏡研究会)のフォントを用いた。
 なお、元久2年記以降は暫定版として公開する。諸本を勘案した校訂を経ていないのでその点ご留意いただきたい。

目次

〔源実朝将軍記〕
 巻第18  建仁3年(1203)9月〜12月  PDF版
        元久元年(1204)正月〜12月 PDF版
        元久2年(1205)正月〜12月〔暫定版〕
        建永元年(1206)正月〜12月〔暫定版〕
        承元元年(1207)正月〜12月〔暫定版〕
 巻第19  承元2年(1208)正月〜12月
        承元3年(1209)正月〜12月
        承元4年(1210)正月〜12月
        建暦元年(1211)正月〜12月
 巻第20  建暦2年(1212)正月〜12月
 巻第21  建保元年(1213)正月〜12月
 巻第22  建保2年(1214)正月〜12月
        建保3年(1215)正月〜12月
        建保4年(1216)正月〜12月
 巻第23  建保5年(1217)正月〜12月
        建保6年(1218)正月〜12月
 巻第24  承久元年(1219)正月〜12月

〔藤原頼経将軍記〕
 巻第24  承久2年(1220)正月〜12月
 巻第25  承久3年(1221)正月〜12月
 巻第26  貞応元年(1222)正月〜12月
        貞応2年(1223)正月〜12月
        元仁元年(1224)正月〜12月
 脱漏    嘉禄元年(1225)正月〜12月
        嘉禄2年(1226)正月〜12月
        安貞元年(1227)正月〜12月
 巻第27  安貞2年(1228)正月〜12月
        寛喜元年(1229)正月〜12月
        寛喜2年(1230)正月〜12月
 巻第28  寛喜3年(1231)正月〜12月
        貞永元年(1232)正月〜12月
 巻第29  天福元年(1233)正月〜12月
        文暦元年(1234)正月〜12月
        嘉禎元年(1235)正月〜12月
 巻第30  嘉禎元年(1235)正月〜12月〔暫定版〕
 巻第31  嘉禎2年(1236)正月〜12月〔暫定版〕
        嘉禎3年(1237)正月〜12月〔暫定版〕
 巻第32  暦仁元年(1238)正月〜12月〔暫定版〕