日本中世家族史文献目録 1992年

飯沼賢司 「後家の力−その成立と役割をめぐって−」(峰岸純夫編『中世を考える 家族と女性』吉川弘文館)
磯貝富士男 「下人の家族と女性」(峰岸純夫編『中世を考える 家族と女性』吉川弘文館)
勝浦令子 「女性の発心・出家と家族−中世後期の事例を中心に−」(峰岸純夫編『中世を考える 家族と女性』吉川弘文館)
勝田 至 「村落の墓制と家族」(峰岸純夫編『中世を考える 家族と女性』吉川弘文館)
蔵持重裕 「村落と女性」(峰岸純夫編『中世を考える 家族と女性』吉川弘文館)
黒田弘子 「室町・戦国の性愛とそのゆくえ」 (総合女性史研究会編『日本女性の歴史−性・愛・家族−』角川書店)
五味文彦 「中世の家と家父長制」(永原慶二・住谷和彦・鎌田浩編『シリーズ比較家族1 家と家父長制』早稲田大学出版部)
斉藤研一 「『落す』と『破る』−中世前期にみる安産のまじない−」(『遥かなる中世』12)
佐々木みよ子・森岡ハインツ 「狂言・落語の夫婦喧嘩」(『津田塾大学紀要』24)
柴田真一 「近衛尚通とその家族」(中世公家日記研究会編『戦国期公家社会の諸様相』和泉書院)
鈴木国弘 「東国武士団の『社会』と鎌倉幕府」(『日本大学人文科学研究所研究紀要』43)
鈴木国弘 「武家家訓と女性」(峰岸純夫編『中世を考える 家族と女性』吉川弘文館,'92)
鈴木英雄 「『吾妻鏡』にみえる猶子について」(『吾妻鏡』の総合的研究』平成元〜3年度科研報告書)
高木 豊 「中世東国女性の婚姻一斑」(『茨城県史料』付録28)
高橋秀樹 「藤原頼通をめぐる養子関係」(『日本歴史』531)
田端泰子 「日本中世社会の離婚」(有地亨・及川寛編『離婚の比較社会史』三省堂)
土谷 恵 「中世寺院の童と兒」(『史学雑誌』101-12)
楢原潤子 「中世の『遊女』」(総合女性史研究会編『日本女性の歴史−性・愛・家族−』角川書店)
西尾和美 「中世の家族と個人」(『歴史評論』503)
西村汎子 「嫁取り婚への動きと夫婦の情愛」(総合女性史研究会編『日本女性の歴史−性・愛・家族−』角川書店)
野村育世 「中世における後家相続−『鎌倉遺文』を素材として−」(『比較家族史研究』6)
野村育世 「王権の中の女性」(峰岸純夫編『中世を考える 家族と女性』吉川弘文館)
樋口智美 「鎌倉期武家社会における婚姻の意義(下)−小山・結城氏の事例による考察−」(『鎌倉』68)
平野明夫 「今川義元の家督相続」(『戦国史研究』24)
服藤早苗 「平安後期の家の成立と結婚・性愛」(総合女性史研究会編『日本女性の歴史−性・愛・家族−』角川書店)
細井浩志 「古代・中世における技能の継承について−技能者における家−」(『九州史学』104)
細川涼一 「家族を構成しない女性」(峰岸純夫編『中世を考える 家族と女性』吉川弘文館)
松薗 斉 「中世天皇の『家』について−『日記の家』の視点から−」(『愛知学院大学文学部紀要』21)
松薗 斉 「元永二年小野宮家記事件について−院政期の小野宮流−」(『古代文化』44-12)
松薗 斉 「『日記を焼く』ということ」(『愛知学院大学人間文化研究所報』18)
峰岸純夫 「中世の家族と女性」(峰岸純夫編『中世を考える 家族と女性』吉川弘文館)
脇田晴子 『日本中世女性史の研究−性別役割分担と母性・家政・性愛−』(東京大学出版会)