三浦一族研究会編『三浦一族史料集 吾妻鏡編 IV 』  刊行のお知らせ


 遂に完結しました。長かった編纂の経緯は、「あとがき」に記しています。最終冊には宝治2年(1248)から文永2年(1265)の記事を収め、巻末にはI〜IVの綱文一覧を付けました。詳細な年表風に、『吾妻鏡』に登場する三浦一族の行動が要領よくまとまっていますので、これをながめるだけで鎌倉時代の三浦一族の動向を概略的に捉えることが出来ます。また、採録の根拠となった関係人名・地名をゴシック体にしており、とても見やすいかと思います。口絵には江戸時代に『吾妻鏡』が流布するきっかけにもなった寛永版本を載せています(解説…高橋)。
 A5版 並製本 291頁 頒価 ¥1000

三浦一族研究会編『三浦一族史料集 吾妻鏡編 III 』  刊行のお知らせ


 少し遅れましたが、3冊目が刊行されました。作る方としては、年に1冊のペースはかなり厳しい。でも何とか出ました。今回は寛喜2年(1230)から宝治元年(1247)を収録しています。クライマックスは、何と言っても宝治合戦。そのあたり北条本(国史大系本の底本)と吉川本とでは、かなりの字句の異同があります。口絵は東京大学史料編纂所所蔵の清元定本を載せました(解説…高橋)。
 A5版 並製本 265頁 頒価 ¥1000

三浦一族研究会編『三浦一族史料集 吾妻鏡編 II 』  刊行のお知らせ

 昨年刊行の I に引き続き、いよいよ2冊目が刊行となりました。本冊には建久10年(1199)から寛喜元年(1229)の30年間の記事を収めています。三浦一族にとっては、和田合戦・承久の乱と、大事件の連続です。口絵には内閣文庫の北条本を載せています(解説…高橋)。もちろん編集方針・スタイルは I 同様です。
 A5版 並製本 299頁 頒価 ¥1000

三浦一族研究会編『三浦一族史料集 吾妻鏡編 I 』  刊行のお知らせ


 三浦一族関連の記事を鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』からピックアップし、原文に読み下し文をつけました。本冊には治承4年(1180)から建久6年(1195)年のいわゆる「頼朝記」に当たる部分を収めています。
 底本には、吉川史料館所蔵の『吾妻鏡』(吉川本)を使い、内閣文庫所蔵『吾妻鏡』(北条本)などを使って校訂しました。
 各年月日ごとに綱文を付し、人名には『吾妻鏡人名索引』などを参考にして人名比定を施しています。また読み下し文中の難読文字にはふりがなを付し、欄外には登場する三浦一族関係の人名などを標出するなど、読みやすい配慮もあります。
 A5版 並製本 258頁 頒価 ¥1000  

 販売は、横須賀市役所 市政情報コーナー で行っています。
お問い合わせは、横須賀市役所文化振興課(046−822−8116)まで。

〈内容見本〉