日本中世家族史文献目録 1994年

岡 邦信 「置文と一門支配」(『法政論集』[北九州大学]21-4)
川岡 勉 「南北朝期の在地領主・氏寺と地域社会−新居氏と観念寺の場合−」(『ヒストリア』142)
京田直美 「実名のもつ意味―『吾妻鏡』を中心に―」(『御影史学論集』19
坂田 聡 「中世の家族と女性」(『岩波講座日本通史』8,岩波書店)
坂田 聡 「百姓の家と村の成立」(『朝日百科日本の歴史 別冊歴史を読みなおす13 家・村・領主』)
高橋秀樹 「京の子ども、鎌倉の子ども」(『鎌倉』74)
高橋秀樹 「室町を生きた女性たち」(『歴史読本』39-11)
高橋秀樹 「中世前期の祖先祭祀と二つの『家』」(『日本史研究』381)
田端泰子 『日本中世女性史論』(塙書房)
田端泰子 「中世の女性と軍役−合戦の場、軍役と女性の地位−」(『京都橘女子大学女性歴史文化研究所紀要』2)
田端泰子 「女性史研究の東西−中世の日本とヨーロッパ−」(G・デュビィ/M・ペロー監修『女の歴史』中世2,藤原書店)
田端泰子 「乱世の女性たち」(朝日新聞学芸部編『中世の光景』朝日新聞社)
トノムラ・ヒトミ 「肉体と欲望の経路−『今昔物語集』にみる女と男−」(脇田晴子/S・B・ハンレー編『ジェンダーの日本史 上』東京大学出版会)
鳥居明雄 『漂泊の中世』(ぺりかん社)
古瀬奈津子 「盂蘭盆会について−摂関期・院政期を中心に−」(福田豊彦編『中世の社会と武力』吉川弘文館)
松原信之 「朝倉氏女系譜」(『福井県史研究』12)
脇田晴子 「『家』の成立と中世神話−神道集・能楽・縁起絵巻を中心に−」(脇田晴子/S・B・ハンレー編『ジェンダーの日本史 上』東京大学出版会)
脇田晴子 「女の力,京の町」(朝日新聞学芸部編『中世の光景』朝日新聞社)
【補遺】
西村汎子 「お伽草子『さいき』の妻の自立的な夫婦観―二人妻説話の一類型としての―」(『白梅学園短期大学紀要』30)