日本中世家族史文献目録 2009年


池田三千子「ふたつの高倉家」(『看聞日記と中世社会』森話社)
井上幸治 「中世前期における家業と官職の関係について―「家業の論理」の再検討―」(『京都市歴史資料館紀要』22)
遠藤祐太郎「余氏との婚姻関係からみた奥六郡安倍氏の擡頭過程の研究」(『法政史学』71)
小川剛生「伏見宮家の成立―貞成親王と貞常親王―」(『看聞日記と中世社会』森話社)
加藤美恵子「中世の授乳に関する一考察―身体性を視座として―」(『女性史学』19)
金子恭子「里見家の女性たち―足利義明の娘青岳尼と足利晴氏の娘―」(『千葉史学』54)
久保木圭一「久我通光と二人の妻―承久の変後の久我家―」(『ぶい&ぶい』009)
後藤みち子『戦国を生きた公家の妻たち』(吉川弘文館)
坂田聡「戦国女性の姓・苗字・名―家制度が確立した戦国時代、女性はどう生きたのか―」(『歴史読本』50-4)
佐藤くるみ「分国密懐法に関する一考察」(『奈良史学』26)
菅原正子「中世後期の婚姻形態と居住」(『総合女性史研究』26)
菅原正子「小袖とジェンダー」(『歴史評論』708)
杉山友美「『平家物語』の帥典侍と大納言典侍―院政期における乳母―」(『学習院大学大学院日本語日本文学』5)
砂川博「中世語り物文芸と女性―女性の果たした役割について―」(『女性歴史文化研究所紀要』17)
田中大喜「惣領職の成立と「職」の変質」(『歴史学研究』851)
田中大喜 「南北朝期の惣領」(『南北朝遺文関東編月報』3,東京堂出版)
田端泰子「日本中世の出産の光景と病の看護」(『女性歴史文化研究所紀要』16,2007)
中川敦之「中世貴族の別業と「氏寺」」(『文化史学』65)
西口順子「中世大和の女性と仏教」(『奈良県教育委員会研究紀要』13,2007)
西村汎子「中世における領主階級の女性の地位と役割(2)―フロイス『日本史』に見る―」(『白梅学園短期大学紀要』45)
樋口健太郎「「氏寺」から見た王家・摂関家の成立」(『ヒストリア』213)
細川涼一「常盤―源義経の母―」(『女性歴史文化研究所紀要』17)
松本一夫「鎌倉末〜室町期の宇都宮一族」(『栃木県立文書館研究紀要』13)
三好千春「准母論からみる式子内親王―後鳥羽院制下における不婚内親王の存在形態―」(『女性史学』19)