日本中世家族史文献目録 2001年


青木洋志 「多氏における、舞の家としての形成と秘曲の成立」福島和夫編『中世音楽史論叢』(和泉書院)
秋池洋美 「武家の「めのと」に関する覚書」『総合女性史研究』18
池田公一 「人吉願成寺小考―西遷御家人相良氏の族的結合に関連して―」『西南地域史研究』13
海野一徳 「北遠天野氏の系譜と今川氏」静岡県地域史研究会編『戦国期静岡の研究』(清文堂出版)
小川剛生 「知と血―摂関家の公事の説をめぐって―」院政期文化研究会編『院政期文化論集1 権力と変化』(森話社)
菊池浩幸 「戦国期「家中」の歴史的性格―毛利氏を事例に―」『歴史学研究』748
木原弘美 「天王寺妙厳院御比丘尼御所」『史窓』58
金 永  「鎌倉期在地領主の「家」と「氏寺」」『日本歴史』633
栗山圭子 「准母立后制にみる中世前期の王家」『日本史研究』465
桑山浩然 「三条公忠女厳子の後宮生活」『女性史学』11
佐伯順子 「遊女の今様―その比較文化的広がり―」『中世文学』46
坂口佳世 「南北朝期の後宮女性とその生活」『滋賀史学会誌』13
佐川庄司 「白川義親の家督継承をめぐって」小林清治編『中世南奥の地域権力と社会』岩田書院
下郡 剛 「伝奏の女房―高倉院政期の性と政―」院政期文化研究会編『院政期文化論集1 権力と変化』(森話社)
平 雅行 「日本の女性と仏教」『親鸞とその時代』(法蔵館)
辻垣晃一 「嫁取婚の成立時期について―公家の場合―」『比較家族史研究』15
辻垣晃一 「嫁取婚の成立時期について―武家の場合―」『龍谷史壇』117
辻垣晃一 「鎌倉時代における密懐」上横手雅敬編『中世公武権力の構造と展開』(吉川弘文館)
中原俊章 「中世の女官―主殿司を中心に―」『日本歴史』643
西尾和美 「宍戸隆家嫡女の生涯と道後湯築城」『四国中世史研究』6
布谷陽子 「七条院領の伝領と四辻親王家―中世王家領伝領の一形態―」『日本史研究』461
野村育世 「『鎌倉遺文』をジェンダーの視点で検証する」『鎌倉遺文研究』7
羽下徳彦 「奥州伊達氏の系譜に関する一考察」『歴史』96
長谷川裕子「戦国期地域権力の家中形成とその背景」『ヒストリア』177
藤田邦子 「大通寺文書に関する考察―源実朝の妻の生涯―」『日本社会史研究』52
山田彩起子「白河・鳥羽院政期における村上源氏の「家」を巡る考察」『古代文化』53-1
山本幸司 「中世の継母―継子関係」『日本歴史』634
脇田晴子 『女性芸能の源流』角川書店
脇田晴子 「日本史における母性・父性観念の変遷―中世を中心に―」根ヶ山光一『母性と父性の人間科学』コロナ社